そなエリア

地元の中学校区青少年育成委員というところが主催した
「おやこ防災体験会」にけいけいとふたりで参加。
以前から気になっていた「そなエリア東京」。
ここでは東京臨海広域防災公園内の防災体験学習施設で、
直下型の地震が起きたら、その後生死を分けるといわれる72時間をどう生き延びるかを体験&学習するというツアーに参加できる。


ツアーは入口でDSを貸してもらい(持参もOK)、説明を受け、エレベーターに乗せられるが、
そこでツアー客は被災する。
エレベーターを降りると照明は無く、非常灯を頼りに屋外(という設定の屋内)に出る。
めちゃくちゃに壊れた街並みを再現したジオラマの中を、DSの指示にしたがって歩く。
指示された場所に着くとクイズが出され、正解すると次の場所へ。


そしてゴールにたどり着くと「あなたの72時間の生存力」が出る。
ワタシ80ポイント、けいけい60ポイント。


ここは実際災害があった時の防災拠点となる公園で、
緊急災害現地対策本部が設置されるオペレーションルーム(本物)があったり、
ヘリポートがあったりする。


けいけいが一番印象に残ったのは、ツアーの後観た「東京マグニチュード8.0」というアニメ。
もともと民放で放送されていた11話のアニメらしい。
ここで見たのは短編に構成されていたのだが、これは全話見せたいなーという内容。


帰るとき、
地震がこんなに怖いものだと思ってなかった」
と言ったけいけい。
連れて行った甲斐もあったようだ。


施設の人が言っていた。
「買えない防災グッズで必ず用意してほしいものがあります。
それは家族の写真。
もしも分かれ分かれになった時に家族を探すのに役立ちます」


たしかに。
「背がこのくらいで髪の毛がこんな感じの男の子知りませんか」
と言うより伝えやすいだろう。
そんな事態は考えたくもないことだけれど。


団体客が多かったが、個人でも大丈夫。
そなエリア東京、一度は行くべし。