あわや惨事

ある日けいけいがベッドの上で絵本をめくっていた。
いつの間にかベッドにひとりで上がれるようになったのだ。
片足をめいっぱい上げてシーツを掴んでヨイショヨイショと上る。
その様子がなんとも面白く、ビデオで撮ったほどだ。


今日も「寝るよー」と私がベッドに入ると「ウンウン」言いながら上ってきた。
そしてわたしのそばに近寄ってきたが、なんだか様子が怪しい。
もしやと思い手を出した瞬間「ゲボゲボゲボー」と吐いた。
次から次へとさっき食べたばかりの晩ご飯がわたしの手のひらに排出された。


夕方お腹が減っていたとみえ晩ご飯を良く食べた。
ちなみにメニューはレバニラ、納豆、菜の花など。
自らフォークを使いレバーも良く食べ納豆もたくさん食べ良い子だった。
けいけいに食べさせるのに忙しくお母さんはいつものように後ですっかり冷えたレバニラやみそ汁をいただいたのだった。


なのにっ。


食べ過ぎてパンパンのお腹がベッドに上がるとき圧迫されたんだろうか。
しかも納豆のゲボってクサイ。
ああもう、ひどすぎる。


なんだかんだ、1週間に3回は吐いてる。