食事中に読まないで下さい。

だいぶ回復した亭主殿は午後、床屋へ。
その間にわたしとけいけいはお昼寝タイム。
けいけいと一緒に横になったが、けいけいはぬいぐるみを手にし遊んでいてちっとも寝る気配無し。
そのうちわたしが眠たくなってしまってウトウト…。


ふと気付くとけいけいがいない。
布団を抜け出して、リビングで遊んでいるようだ。
仕方ないなあ…と思いつつ、またウトウトしていたらわたしの肩をたたく人が。
けいけいがいつの間にかわたしの横に立っていて、言った。
『ウンチ』


ああ、ウンチなの、とベッドを出てけいけいの手を取った。
プーン…。
おおうっ、事後報告なのかいっ。
リビングへ行くと、リビング中にニオイが充満している。
く、くさいっ。
すっかり便秘児のけいけい、数日ぶりの出産である。


ズボンを脱がせて、絶句。
おしりの両サイドにべっとり。
「漏れた」とかいうかわいらしいレベルではない。
「溢れた」のだ。
数日分のアレが。


お風呂でお尻を洗い、汚れた衣類は久しぶりに「チビクリン」のお世話になった。
やっと片づけ終った頃亭主殿が帰ってきて、リビングに入るなり『うっ!くさいっ』と言った。