園見学

予定では、来春からけいけいは幼稚園児。
わたしの中で第1希望の幼稚園に見学に行った。
我々の他、母子5〜6組のグループも一緒。
園長先生自ら案内してくれた。


園長先生(女性)は穏やかな方で、子どもに慕われているとみえ歩いているとあちこちから子どもが寄ってくる。
また先生は園児のこともひとりひとり良く見ているようで、この春入園した年少クラスの子たちこともよくご存知だった。


この園では早期教育をヨシとせず、申し訳程度の英語の時間(歌やジャンケンをするらしい)が年中クラスであるのと、年長さんになると自分の名前を漢字で書けるよう理事長による書道教室があるくらいなのだそうだ。
習い事をウリにしてる園もあるからねえ。


行事で使うお神輿も決めた時間に一気に作るのではなく、子供たちに任せて時間をかけて作るとのこと。
先生曰く『押しつけはせず、子どもが自分であれやりたい!これやりたい!と言える環境作りのお手伝いをしています』。
一日の時間割も特に決まっていないので、お弁当も各クラス時間が違うのだそうだ。


わりと広めの園庭ではクラスで育てたアゲハチョウ(育てたのはイモムシだけど)を逃がしてやっている子どもたちがいたり、
先生がホースでまく水に群がる子どもたちがいたり、前園長先生が営む保育園の子ども達が遊んでいたり、みんな楽しそうだ。


先日この園にふたり子どもを通わせていた同じマンションのお母さんに話を聞いた。
『いい意味で放任。小学校にあがると教室を気ままにフラフラ歩いている子はだいたいこの園の出身だよ』
大人になっても気ままにフラフラじゃ困るんだけど、手放しで遊んでいられる幼稚園児の時はこのくらい自由な園風のほうがいいんじゃないかな。


3学年で園児の定員400人という大きな幼稚園。
縦割り保育も取り入れていて年長クラスが年少クラスの面倒を見に教室に通うそうだ。
先生も元気そうでみんなきちんと挨拶してくれるし、子どもたちもそれに習って挨拶をする。


見学を終えた後、園庭で遊んだ。
帰りたがらないけいけいに『来年からここに通う?』と聞いてみたら
『ウン、いいよ』とけいけい。
ここにするか。近いし。