大雨

miosnest2010-09-09

昨日、台風9号の影響で夕方から激しい雨。
近くの水路を見ると、水位が上がりもうスレスレ。
でも今まであれ以上になったことはなかったので、子どもたちに夕飯を食べさせ始めたところ、管理事務所から全戸に放送が。


『水路が氾濫しそうなので1階の人は注意するよう』
とのこと。
しばらくして
『水路の水が逆流して氾濫した』
またしばらくして
『駐車場の車を移動してください』。


水路を見ると水位は更に上がり、というか完全に溢れていて水路脇の道にザアザア流れ出している。


うちは7階なので関係ないやと思っていたが。
車が危ない?
マンションの駐車場(平面・自走)は全戸分無いので近所の月極駐車場に停めている人も多い。
うちから見える水路沿いの月極駐車場はすでに車のタイヤ半分が水没している状態で、前の道路は大人の膝上まで水が来ているではないか。


うちの車はマンションの敷地内の駐車場で、水没してる駐車場からは距離があるけれど海抜は変わらない。
心配になり外に出ると夕飯時にも関わらず皆さん共用廊下に出ていた。


駐車場も場所によって多少の高低があるらしく、タイヤがかなり浸かってしまっている車もあった。
うちの車のあたりは遠くて見えず、どうしたものかと思っていたらうちの斜め下に住むけいけいのクラスメートのマナちゃんのママが家から出てきた。


マナちゃんチの車は水路沿いの駐車場に停めているという。
早く移動した方がいいよ!と言うも、マナちゃんママは『私ペーパーだから動かせない』と困っている。
わたしが動かしても良いけれど、不安になってる子どもたちを置いていくわけにもゆかず(ゆんゆんも泣いていた)、マナちゃんをうちに預かり、マナちゃん車は別のママ友に動かしてもらうことに。


初めは不安で泣いていたマナちゃんも散らかり放題の我が家に来るとあまりの汚さに驚いたようで
『とりあえずお片づけしようか。けいけいくん、これはどこにしまうの?』
といつものしっかり屋さんになって、けいけいとゆんゆんも動かしておもちゃを片付けてくれた。


マナちゃんのママが戻った後うちでお留守番をお願いして、今度はわたしがうちの車の様子を見に行った。


うちの駐車スペースの後ろあたりは水が深くて、脱出するのも難しい状態。
うちの車は15センチくらい浸かっていた。
雨は若干弱まってきたように思ったが、ご近所の車がすでに避難していたので念のため移動することに。


駐車場を出ると、緩い上り坂にマンション住民の車がびっしり路駐。
その列の前の方に停めて、家に戻った。


戻った頃には雨もだいぶ弱まって、それからは水路の水も嘘みたいに引いていった。


マナちゃん母子は帰っていき、途中だったご飯を食べ直し、お風呂に入ってる時にパパ帰宅。
電車も止まっていたらしい。


もう雨は小降りになってるというので、パパに移動した車の移動をお願いした。
うちは幸い車も無事だったけれど、電気系統がやられた車もあったのだという。


今回の雨は70ミリ弱だったらしい。
たまに聞く『100ミリ級の豪雨』が降ったら、水路は当然氾濫するだろう。
今回の台風で、その場合はどこが水没しやすいかもわかった。
そんな豪雨が降ったら、車は早めに移動させなくては。


『すごい雨だったね!』と興奮していた息子たちも、くたびれたとみえ即寝。


朝になると、夕べの大騒ぎは夢?と思うほど水は跡形もなくなくなっていた。


でもけいけいのクラスメートにお家が床上浸水し胸の高さまで水がきたという子もいたそう。
水害って怖い。