ナメられている

朝、寝ているとけいけいがボールペン、メガホン、ハンガーなどを次々と持ってきては『ハイ!』と手渡し、ついには起きろと言わんばかりに手を引っ張ったのだそうだ。
休日にしては珍しくパパが9時前に起きてきた。
せっかく早起きをしたので午前中を有効利用してもらいましょう。


というわけで、我が家の愛車アイちゃんの6ヶ月点検にけいけいとふたりで行ってもらった。
お母さんはその間にお掃除の続きと雑用。
リビングのマットを洗い、床をぞうきんがけし、トイレ掃除をし、もりもり働いた。
ずいぶんいろんな用事がはかどるぞと思ったのに、2人は1時間半ほどで帰宅。


けいけいとわたしでお買い物に出ると、けいけいは決まってグズる。
カートに乗せれば下りると騒ぎ、下ろせば行って欲しくない方向へ走ってゆく。
捕まえに行くとタコのように身体をよじって抵抗する。
買い物に行った帰りは泣き叫ぶ子を脇に抱えて人さらいさながらに車に押し込んで帰るのだ。


車の点検、その後の買い物と、退屈したけいけいがグズってさぞ大変だろうなー♪
と思いつつ帰宅した亭主殿にけいけいの様子を聞いてみた。


亭『とってもおりこうだったよ』


車屋ではキッズコーナーで遊び、帰る時には遊んだオモチャを片づけて、お店の人を驚かせたそうだ。
(『おかあさんのしつけが良いんだね』ということになったらしい)
その後寄ったスーパーでも大人しくカートに座ってパパを困らせることは無かったのだそうな。


亭『ママがいないと良い子なんだよ』


どういうことだろうか。
ナメられてるんだろうか、わたしは。